日本板硝子の防犯ガラスについて

『窓ガラスから始まるセキュリティ』
空き巣の被害はあとを絶たず、侵入犯罪の増加とともに手口はどんどん巧妙・凶悪化しています。安心・安全に暮らすためにも防犯対策は強化したいですよね。窓の防犯にお勧めなのが日本板硝子の『セキュオ』『セキュオペア』シリーズです。

防犯ガラスにする必要はあるのですか?

窓からの侵入を防ぐための最も効果的な方法は、「ガラスを破るのに時間がかかり、もし割れた際は大きな音のする窓ガラスにすること」です。そんな機能を持ったガラスを「防犯ガラス」といいます。日本板硝子の防犯ガラスは2枚のガラスの間に強靭で厚い中間膜やポリカーボネード板という特殊な板をはさみこんでおり、ドライバーによる「こじ破り」や、バールなどによる「打ち破り」に高い抵抗力を発揮します。高性能な「防犯ガラス」で犯罪を未然に防ぎ、安心・安全に暮らしましょう。

防犯ガラスとはどんなガラスですか?

防犯ガラスは、ガラスを破壊しようとしても無数にヒビは入りますが、貫通穴が非常にあけにくいガラスです。これは強靭で厚く貫通しにくい中間膜やポリカーボネード板という特殊な板をガラスとガラスの間に挟み込んで加熱圧縮したためです。中間膜がガラスに挟まれているので、長期間ご使用いただいても劣化することなく高い防犯性能を維持することができます。

防犯ペアガラスとはどんなガラスですか?

防犯ペアガラスは、通常の板ガラス(室外側)+乾燥空気層+防犯ガラス(室内側)の構造になっており、より防犯性能の高い製品といえます。また、室内で物をぶつけても、ガラス片が飛び散らず、ガラスにヒビが入るだけなので、安全なガラスです。防犯ペアガラスは、今お使いの一枚ガラス用のサッシでもアタッチメントを用いることで取り付けること可能です。

防犯ガラスの性能

防犯ガラスには、中間膜の厚みが30ミル(0.8㎜)、60ミル(1.5㎜)、90ミル(2.3mm)の3種類があります。中間膜が厚いほど防犯性能が高くなります。

防犯ガラスの定義

防犯ガラスにはガラスの防犯性能に応じてランクが分けられています。「防犯ガラス」と呼べるのは、防犯性能ランクがある一定以上のレベルのものだけです。板硝子協会が定義する『防犯ガラスの定義』では下記のランクの中で「こじ破り」に対してはP2K、「打ち破り」に対してはP2A以上の基準を満たすものを「防犯ガラス」と呼びます。

「こじ破り」を想定した防犯性能

「こじ破り」とは、ドライバーなどで音を出さないようにガラスを破壊し、まわりに気づかれないよう密かに侵入しようとすることです。この「こじ破り」を行い、クレセント(錠)を外してサッシを開けるまでの時間を計測した結果基づき、以下のように分類をします。

ランク 効果
単板ガラス、網入りガラス、強化ガラスについては「こじ破り」に対する防犯効果は期待できない。

P1K 「こじ破り」に対しての防犯性能が期待できるレベルではないが、上記ガラスに比べて優位は認めるもの。
P2K 補助錠との併用でドライバーを使用した「こじ破り」に対して防犯効果が期待できるもの。
P3K ドライバーを使用した「こじ破り」に対して防犯効果が期待できる。

「打ち破り」を想定した防犯性能

「打ち破り」とは、破壊音をあまり気にせずにガラスを破壊し、住人や警備員などが駆けつける前に、数分で目的を達成しようとすることです。防犯ガラスの試験方法は、正三角形が描かれたガラスを水平におき、 重量4.11kgの鉄球を下表に定めた回数、規定の高さから自然落下させます。ガラスが3枚ともに鉄球がつき抜けなかった場合、そのランクに合格したものとみなします。

ランク 落下高さ 落下させる回数
P1A 1.5m 正三角形の各頂点に1回ずつ×3回
P2A 3.0m 正三角形の各頂点に1回ずつ×3回
P3A 6.0m 正三角形の各頂点に1回ずつ×3回
P4A 9.0m 正三角形の各頂点に1回ずつ×3回
P5A 9.0m (正三角形の各頂点に1回ずつ×3回)×3回

防犯ガラス『セキュオ』はどんなガラスですか?

防犯ガラス『セキュオ』は2枚のガラスの間にある中間膜の厚さによって防犯性能を向上させています。中間膜が厚いほど防犯性能が高くなります。また、ポリカーボネート板を挟んだり、超強度のワイヤレス防火ガラス「パイロクリア」を使用した場合、さらに防犯効果が高まります。いまお使いのサッシはそのまま、しかも30分~1時間で取り替えが可能です
(『セキュオ30・60・SP』の場合)。

『セキュオ』の商品紹介

セキュオ30 → 2枚のガラスの間に約0.8mm(30ミル)の中間膜を挟み込んだ防犯ガラス。ドライバーを使った「こじ破り」が困難です。

セキュオ60 → 2枚のガラスの間に約1.5mm(60ミル)の中間膜を挟み込んだ防犯ガラス。一戸建てやマンションなどで、ドライバーを使った「こじ破り」や、小型バールを使った「打ち破り」に効果を発揮します。

セキュオ90 → 2枚のガラスの間に約2.3mm(90ミル)の中間膜を挟み込んだ防犯ガラス。マンションや店舗などで、小型のバールやハンマーを用いた凶暴な手口の「打ち破り」にも強いタイプです。

セキュオSP → 2枚のガラスの間に約1.2mmの強靭なポリカーボネート板との中間膜を挟み込んだ防犯ガラス。一戸建てやマンションなどで、「こじ破り」や「打ち破り」の防犯対策をより強化したい場合にお勧めです

セキュオPY → 防火ガラス『パイロクリア』とガラスの間に約2.3mm(90ミル)の中間膜を挟み込んだ防犯ガラス。店舗など大きな窓で「打ち破り」に強い抵抗力があります。防火区画のガラスとしても使用でき、ワイヤレスでクリアな視界の防火・防犯ガラスです。

防犯ガラス『セキュオ』の特徴

1.防犯対策 → 侵入に5分以上かかる防犯ガラス(CP製品)

2.防災・安全対策 → 地震・台風・竜巻などでガラスが割れても、破片が飛び散りにくく脱落を防ぐため、割れたガラスを踏んでケガをする二次災害を予防できます。

3.UV対策 → 紫外線の99%以上をカットする優れた効果があります。家具やカーテンの色あせを防ぎます。

4.取り替え簡単 → いまのサッシはそのままで防犯ガラスに交換できます。(『セキュオ30・60・SP』の場合)

5.ワイヤレス防火ガラス → 防火区画のガラスとしても使用でき、ワイヤレスでクリアな視界の防火・防犯ガラスです。網入り板ガラスよりも強度が高く、熱割れ・サビ割れしにくいです。(『セキュオPY』の場合)

防犯ガラス『セキュオ』はどんなガラスですか?

防犯ガラス『セキュオペア』は、『セキュオ』の防犯性能に断熱性能を追加したタイプです。断熱性能に優れており、熱損失を大きく抑えます。そのため、冬の寒い日でも暖かい空間を実現します。また、冬の冷たい外気の影響を受けにくいため不快な結露を軽減します。
『セキュオペア』にはさらに、暖房効果を高めた『セキュオペア高断熱タイプ』、冷房効果を高めた『セキュオペア遮断高断熱タイプ』がございます。
『セキュオペア高断熱タイプ』は、2枚のガラスのうち室内側のガラスを高断熱タイプのLow-E膜にコーティングしているため、より高い断熱効果があります。冬の暖房エネルギーを逃さずに、外からの日射熱も同時に取り入れるため暖房の電気代を抑えることができるエコガラスです。
『セキュオペア遮断高断熱タイプ』は、2枚のガラスのうち室外側ガラスを遮熱タイプのLow-E膜にコーティングしているため、夏は外からの日射熱の侵入をおさえて冷房効果を高めます。冬は室内の暖房熱を外に逃がさず、暖房効果を高めます。年間を通して済みやすい環境づくりを演出し、エアコンの消費電力を抑えます。

『セキュオペア』の商品紹介

セキュオペア30 → セキュオ30に断熱性能を追加したタイプです。

セキュオペア60 → セキュオ60に断熱性能を追加したタイプです。

セキュオペア90 → セキュオ90に断熱性能を追加したタイプです。

セキュオペアSP → セキュオSPに断熱性能を追加したタイプです。

セキュオペアPY → セキュオPYに断熱性能を追加したタイプです。

防犯ガラス『セキュオペア』の特徴

1.防犯対策 → 侵入に5分以上かかる防犯ガラス(CP製品)

2.防災・安全対策 → 地震・台風・竜巻などでガラスが割れても、破片が飛び散りにくく脱落を防ぐため、割れたガラスを踏んでケガをする二次災害を予防できます。

3.UV対策 → 紫外線の99%以上をカットする優れた効果があります。家具やカーテンの色あせを防ぎます。
4.ワイヤレス防火ガラス →防火区画のガラスとしても使用でき、ワイヤレスでクリアな視界の防火・防犯ガラスです。網入り板ガラスよりも強度が高く、熱割れ・サビ割れしにくいです。(『セキュオPY』の場合)

5.結露対策 → 冷たい外気の影響を受けにくく、不快な結露を軽減します。

6.寒さ・省エネ対策 → 断熱性能が高く、暖房効果を高めます。その断熱性能は、セキュオの約2倍。暖房熱を逃がさず、お部屋の温度差の少ない快適な環境をつくります。

7.暑さ・省エネ対策 → 遮熱性能が高く、冷房効果を高めます。(『セキュオペア遮断高断熱タイプ』のみ)

よくあるご質問Q&A

Q1.防犯ガラス『セキュオ』は普通のサッシで使えますか?
A.防犯ガラス『セキュオ』は一般的な住宅のサッシの約95%に取り付け可能です。施工前に、弊社の専門スタッフがお客様の窓サッシの状況を確認させて頂きますので、ご安心ください。

Q2.どれくらいで防犯ガラス『セキュオ』に交換できますか?
A.専門知識を持った技術スタッフがお客様の家に訪問し、窓サッシのサイズや設置状況を確認します。メーカーに発注し1~2週間で納品されたのち、ご自宅に防犯ガラスの施工に伺います。作業自体は1時間程度でガラスの交換は終了いたします。

Q3.いま網入りガラスを使っていますが、防犯ガラス『セキュオ』に交換できますか?
A.網入りガラス(ワイヤーガラス)はお住まいの場所が建築基準法で防火地区もしくは準防火地区の中にある場合、防火のために使用が義務付けられているガラスです。ガラス交換の際は使用しないと違法となります。しかし、ご安心ください。防犯ガラス『セキュオ』は、種類によってワイヤーガラスのアタッチメント付があるため取り付け可能です。

Q4.防犯ガラス『セキュオ』で結露対策はできますか?
A.防犯ガラス『セキュオ』には結露対策機能はありませんが、『セキュオペア』では結露対策ができます。今お使いのサッシから『セキュオ』を片方に使用したペアガラスに交換すれば一般的な結露が軽減されることは期待できます。しかし、サッシによってはペアガラスの総厚みが15.7mm以上となり装着ができないばあいがございます。既にペアガラスをご使用の場合は様々な組み合わせが可能となりますので、お気軽にご相談ください。

Q5.防犯ガラス『セキュオ』には断熱性能はありますか?
A.残念ながら『セキュオ』には断熱性能ございません。断熱性能は一般の板ガラスと同等のため、断熱性能を追加するには『セキュオペア』を使用することをおすすめします。

防犯ガラスを取り付け・交換したい場合は、弊社の専門スタッフが無料でお見積りに伺いますのでご安心ください。防犯ガラスについてのご質問はお気軽にお電話ください。

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