水族館の水槽ガラスの素材とは?アクリルガラスと他ガラスの違いも解説

水族館の水槽ガラスの素材とは?アクリルガラスと他ガラスの違いも解説

水族館のガラスは、鉱物が原材料の通常のガラスではなく、アクリル樹脂製の「アクリルガラス」が使われています。
アクリルガラスは強度が高く加工が容易で、透明度が高い点が特徴です。

アクリルガラスの普及により、水族館のようにガラスが割れる心配の大きい場所でも、安心・安全に魅力的な展示ができるようになりました。

水族館のガラス素材の特徴と、アクリルガラスが利用されるケース、他のガラスの種類や特徴を解説します。

水族館のガラスの素材とは

水族館の水槽のガラスは、アクリル樹脂で作られた「アクリルガラス」が使われています。
他のガラスと違い、透明度に優れ強度も高く、なおかつ加工が容易なため、最近では強化ガラスに代わり水族館の水槽ガラスの主流です。

特徴や他のガラスとの違いを解説します。

アクリルガラスの特性1. 明度が高い

アクリルガラスの特性1. 明度が高い

アクリルガラス1つ目の特徴は透明度の高さです。
強化ガラスは厚みを出せば出すほど色が緑っぽくなってしまうものの、アクリルガラスは厚さを増しても明度を維持できます。

アクリルガラスの特性2. 耐久性に優れる

2つ目の特徴は、強化ガラス以上に耐久性に優れる点です。
耐久性が高く、割れにくいため、水圧のかかる水族館でも利用できます。

通常のガラスのように割れた破片が鋭利にならないため、透明度を増すだけでなく、安全性も高めて族館の展示ができます。

アクリルガラスの特性3. 加工が容易

3つ目の特徴は、加工が容易である点です。
強化ガラスは重量もあり、加工の際も700度以上の温度が必要となります。

また、大きなガラス板を作るにはシリコンなどで接合する必要があるものの、接合部分から水漏れする心配も否めません。

アクリルガラスは軽量で加工に必要な温度は120度程度です。
接合する際もアクリル板自体を専用の溶液で溶かしてくっつけるため、水漏れの心配もありません。

湾曲のような加工も容易なため、ドーム型水槽などより臨場感のある展示もできるようになりました。
なお、アクリルガラスは熱や擦れに弱いため、窓ガラスなど家屋では利用に適さない場所もあります。

他のガラスとの違い

アクリルガラスと他のガラスはベースとなる材料に大きな違いがあります。
アクリルガラスはアクリル樹脂のポリメタクリル酸メチルを利用しているため、高い透明性と耐久性が特徴です。

一方、通常のガラスは珪砂(ケイシャ)、ソーダ灰、石灰石の3つを材料として作られます。
これらの材料を高温で溶かした後、冷やし固める「フロート製法」により板ガラスを作った後、加工するのが一般的です。

製造方法

アクリルガラスには次の2つの製造方法があります。

【押し出し製法】
アクリルガラスの原料をローラーの間に流し込み、押し出して作成する方法です。
安価で加工もしやすい反面、厚さは20mm程度しか出せません。

照明やケース、看板など、幅広く活用されています。

【セルキャスト製法】
専用の型にアクリル樹脂を流し込み作成する方法です。
厚みが出るため強度も増し傷も付きにくく、経年劣化にも強くなります。

水族館で使われるガラスの多くはキャスト板が利用されています。
デメリットとしては加工が難しく、高額になりやすい点です。

身の回りでアクリルガラスが利用されるケース

身の回りでアクリルガラスが利用されるケース

アクリルガラスは水族館だけでなく、以下のようにさまざまな製品に利用されています。

● 飛行機の窓
● 浴槽のドア
● 眼鏡に使われる光学レンズ
● オペラグラスなどのレンズ
● 事務所などの標識
● ディスプレイ用ショーケース
● シャンデリアのようなデザイン性の高い照明
● ガラステーブル

アクリルガラスが発明された当初は、戦闘機のコックピットなどごく限られた部分で利用されていました。
しかし、強度が高く、デザイン性の高い加工も容易なため、徐々に日用品への利用が増えていきます。

近年では、浴槽のドアや調理器具など、生活用品にも多くのアクリルガラスが使われています。

ガラスの種類と特徴

ガラスの種類と特徴

ガラスと一口にいっても、日頃目にするガラスにはさまざまな種類があります。
そのため、破損などにより交換する際は、どのガラスが使われているか、確認することが大切です。ここでは、ガラスの種類と特徴を解説します。

フロートガラス(透明ガラス)

窓ガラスやテーブル天板などに利用される一般的なガラスです。
特別な加工が施されておらず、ガラス特有の青みがかった透明な色が活かせます。

ガラスらしい高級感を演出できる一方、ある程度厚みがないと割れやすいため注意が必要です。

強化ガラス

別名「安全ガラス」とも呼ばれ、フロートガラスを高温で熱した後、空気を吹きかけ急速に冷却し強度を出します。
割れるときに鋭い破片が出ず、粉々に砕け散るため商業施設やオフィスで利用されることが多いです。

合わせガラス

強化ガラスの1種で、2枚の板ガラスの間に特殊加工を施したフィルムを挟み接着したものです。
フィルムにより、防犯性能や飛散防止効果が得られます。

また、フィルムには紫外線をカットする効果がある点も特徴です。

網入りガラス

ガラスの中にワイヤーを入れ、防火性能を強化したガラスです。
ワイヤーが入ることで、火災時にガラス片の離散を抑えたり、延焼を防いだりできます。

なお、防火地域や準防火地域では、網入りガラスの導入が義務付けられているため、交換の際は注意しましょう。

すりガラス

曇りガラスとも呼ばれ、砂を当てて表面加工を施すことで不透明にしたガラスです。
和室の他、浴室などプライバシーを重視する場所で利用されます。

グラデーションを出したり、絵柄を入れたりなど、加工方法にもいくつかのバリエーションがあります。

耐熱ガラス

加熱や冷却など、急激な温度変化に耐えられるガラスです。
一般的には耐熱温度が120度以上のものを指し、400度以上耐えられるものは超耐熱ガラスとも呼ばれます。調理器具に利用されることが多いです。

ガラス交換ならプロに相談しよう!

以上のように、見た目はどれも同じように見えるガラスも種類によってさまざまな特徴があります。
もしも自宅やオフィスのガラスが割れてしまったら、自分で交換せずにプロに依頼するのがおすすめです。

「お近くのガラス修理センター」はガラス修理を行っており、最短30分で駆けつけます。
明確な料金体系のもと、お見積りや夜間の割増料金は0円で、24時間年中無休のため、急なガラスの交換も迅速に対応できます。

修理後に施工不良があった場合も対応できる6ヶ月保証がついているので、安心してご利用していただけます。
ガラスに関するトラブルにお悩みなら、まずはお近くのガラス修理センターまでお気軽にご相談ください。

まとめ

水族館のガラスは、アクリルガラスという強度と加工に優れたガラスが使われています。
なお、ガラスと一口にいっても、強化ガラスや網入りガラスなど、日頃目にするガラスにはさまざまな種類があり、交換にかかる費用も異なるものです。

万が一、ガラスが割れるなどして修理が必要になったら、お近くのガラス修理センターにご連絡ください。
お見積りは無料、祝日・夜間の割増料金も0円、料金の目安は明確にホームページに記載していますので、安心してご相談いただけます。

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