「窓を楽しむ」YKK APの商品!オススメは?

YKKの商品

YKKでは、窓に関する様々な要望を部品で解決することができる商品が販売されています。らくらく操作をはじめ、安全安心、防犯配慮、通風換気といった窓に対する要望が多い点を中心に今使用している引き違い窓に簡単に取り付けることができる部品が揃っています。
そこで、今回、その中から開口制限ストッパー、脱着ノブクレセント、ボタン錠付クレセントについてご紹介させて頂きます。

開口制限ストッパー

開口制限ストッパー

開口制限ストッパーとは、開口幅7㎝の状態で固定することができるストッパーです。これを装着すれば、窓を開口7㎝の幅で固定することができるため、それ以上、勝手に窓の開口が広くなることはありません。

【使用方法】

開口制限ストッパーの使用方法は、とても簡単です。操作キーをひねるとストッパーがかかる仕組みとなります。ストッパーがかかった状態で窓を開けると、それだけで窓の開口幅7㎝で固定されるものとなります。ストッパーがかかった状態で、どれだけ窓を開けようとしても、それ以上、窓を開けることはできません。
手順としては、
1. 操作キーをストッパー本体に挿し込みます。
2. 操作キーを右に回すと施錠、左に回すと解錠します。
注意として、防犯配慮のため、ストッパー施錠後、操作キーは外しておくことをおすすめします。
特に難しいこともなく、簡単な操作方法となる開口制限ストッパー。決して、硬さを感じることもないため、女性でも簡単に使用することが可能です。

【どんな家庭に開口制限ストッパーはおすすめ?】

では、どのような家庭に開口制限ストッパーはおすすめなのでしょうか。
まず、第一に小さな子供がいるご家庭です。窓を開け換気を行いたいものの、子供が勝手に窓を開けてしまわないか、心配だとおっしゃる親御さんも少なくありません。だからと言って、ずっと、お子さんから目を離さず過ごすことも難しいと思います。そんな時、この開口制限ストッパーが大活躍するのです。開口制限ストッパーを使用すれば、開口幅が7㎝以上になることはないため、子供が誤って外に出てしまうという心配はなくなります。
同じようにペットを飼っているご家庭でも、開口制限ストッパーを使用することで、猫や犬が勝手に外に出る心配なく、窓から新鮮な空気を取り入れることが可能になります。
そのほか、認知症を患っておられる方を介護中の方にも人気となっている開口制限ストッパー。特に徘徊防止になると人気で、窓を開け換気を行った状態でも徘徊の危険性がなく安心だと開口制限ストッパーの設置を検討される介護中の人も少なくありません。

【取り付け方法】

YKKの開口制限ストッパーは、後付けにも対応している商品です。窓やテラスにも取り付け可能で、引き違い窓のフレミングJ、エピソード・エピソードTypeS、エピソードNEOすべてに設置可能です。
取り付け工事の流れとしては、
1. ストッパー本体の取り付けを行います。既存のクレセントを内召合せ框から取り外します。
2. ストッパー本体を挟んで再度クレセントを取り付けます。その際、ねじは梱包されているねじを使用します。
3. 次にクレセントの取り付けを行います。既存のクレセント受けを外召合せ框から取り外します。
4. クレセント受けを取り付けます。クレセント受けベースを框にあてるようにし取り付けます。ねじは、取り外したものを再度使用します。
5. その後、調整を行います。クレセントとクレセントの受けがあっているか?調整を行う場合は、連結ねじをゆるめてクレセント受け本体を左右に調整し、調整後、連結ねじを必ず締め付け、ゆるみがないことを確認します。
6. 最後、開口制限ストッパーの作動確認を行います。操作キーをストッパー本体に挿して右に回すと施錠、左に回すと解錠になることを確認します。その際、施錠しにくいと感じた場合は、ストッパー本体を室内側に寄せ調整を行います。
以上が、開口制限ストッパーの取り付け方となります。もちろん、知識のあるプロが行う作業となります。絶対に一般の人が独断で設置することはできません。

脱着ノブクレセント

脱着ノブクレセントは、着脱可能な分離型ノブのクレセントとなります。施錠や解錠する時のみ使用するものとなり、普段は外しておくことが可能です。普段、使用している鍵の部分の取っ手を取り外すことができ、それによって勝手に窓の開け閉めを行うことができないと考えればわかりやすいかと思います。

【使用方法】

脱着ノブクレセントの使用方法は非常に簡単です。窓を開けたいと思う時、操作ノブを窓に取り付け窓の開閉を行います。その後、操作ノブを取り外せば、窓を開けることはできなくなります。もちろん、窓の開け閉めに不安がない場合は、そのまま、操作ノブを付けた状態でも利用することが可能です。
手順としては、
施錠方法
1. ノブをクレセント本体に挿入し「カチッ」と音が鳴るまでノブを回します。
2. 操作後、ノブを取り外します。
解錠方法
1.ノブをクレセント本体に挿入し「カチッ」と音が鳴るまでノブを回します。
2.操作後、ノブを取り外します。
施解錠時はノブを挿入した状態で、未使用時はノブを外して別の場所で管理するといった流れとなります。
ノブを管理する際は、紛失に注意しつつ、子供などの手が届かない、見つけにくい場所に保管することをおすすめします。
また、ノブの先には操作説明書が付いているため安心です。初めての人でも、すぐに使用することが可能です。そのほか、オプションで追加のノブを発注することも可能です。紛失などが不安な人は、利用してみてはいかがでしょうか。
注意事項としては、ノブがないと施解錠することができないため、災害時などの避難経路には使用しないこと。
緊急時でも対応可能なようにノブの管理は一人で行わず、家族数人で管理場所を共有すること。
ノブを紛失した場合は、速やかに別途オプションでノブの発注を行うことなどとなります。

【どんな家庭に脱着ノブクレセントはおすすめ?】

どんな家庭に脱着ノブクレセントはおすすめ?

では、どのような家庭に脱着ノブクレセントはおすすめなのでしょうか。
ノブを取り付けないと窓を開けることができないということで、勝手に窓を開けられると困るといった家庭におすすめとなります。
例えば、小さな子供が勝手に窓を開け転落してしまう、外に出てしまうことを防止するほか、高齢者の徘徊でお悩みを家庭でも、脱着ノブクレセントは非常に便利です。特に高齢者の徘徊でお悩みの家庭の場合、普通に鍵をかけているだけでは簡単に鍵を開け外に出てしまう可能性が高く、「知らないうちにいなくなっていた!」といったトラブル事例は少なくありません。しかし、この脱着ノブクレセントなら、ノブがなければ鍵を開け閉めすることができないため、勝手に窓を開けられる心配はありません。

【取り付け方法】

脱着ノブクレセントは、後付けにも対応している商品です。窓やテラスにも取り付け可能で、引き違い窓のフレミングJ、エピソード・エピソードTypeS、エピソードNEOすべてに設置可能です。
取り付け工事の流れとしては、
1. まずは、既存のクレセントを取り外します。クレセントのノブを約90度回してねじカバーを外します。
2. ドライバーで上下のねじをゆるめ、既存のクレセントを取り外します。
3. 次に脱着ノブクレセントの取り付けを行います。はじめに脱着ノブクレセントが解錠状態であることを確認します。
4. 脱着ノブクレセントを同梱のクレセント取り付け用ねじに取り付けます。
5. ねじカバーを取り付け完了です。
次に調整が必要な場合は調整を行います。
クレセントの調整が必要な場合
1. クレセントを解錠します。
2. ねじカバーを外し、クレセント取り付け用ねじをゆるめます。
3. クレセントを上下に調整します。
4. 調整後、上下のねじをしっかりと締め、ねじカバーを取り付けます。
クレセント受の調整が必要な場合
1. クレセント受取付用ねじをゆるめます。
2. クレセント受を左右に調整します。
3. 調整後、上下のねじをしっかりと締めます。
このような手順で取り付けが可能となるため、既存の窓にも手軽に取り付けることが可能です。

ボタン錠付クレセント

ボタン錠付きクレセントとは、任意に設定した暗証番号によって解錠を行うことができる鍵となります。そのため、任意に設定した暗証番号を知っている人のみ鍵を開けることができる仕組みとなります。

【使用方法】

施錠方法
1. ノブを回してクレセントを“受”に掛けます。
2. クレセントロックを下げて、2重ロックを掛けます。(ボタン錠部を使用しない場合は通常のクレセントと同様の使用になります。)
3. ボタンA・Bを数回押します。(1回でもボタンA・Bを押すとクレセントロックはロックされます。)
注意事項として、
故障の原因になるため、ボタンは必ずクレセントロックを下げた状態で押すようにしてください。万が一、クレセントロックを上げた状態でボタンを押してしまった場合は速やかにクレセントロックを下げて通常状態に戻すことが大切です。
解錠方法
1. ボタンA・Bを窓A・Bに黄色面が出るまで押します。(初期設定は黄色面でクレセントロックが解錠されるよう設定されています。)
2. クレセントロックを上げます。
3. ノブを手前に回します。
以上は、初期設定のまま使用する場合の使用方法です。ボタンの押し回数を暗証設定する場合は以下のようになります。その際のポイントは、暗証設定は窓A・Bに黄色面を出してからのボタンの押し回数となります。(黄色面を出すまでのカウントは含まれません。)
ボタンの押し回数の暗証設定
1. ボタン錠を解除状態にします。(窓A・Bに黄色面を出しクレセントロックを必ず上げた状態にしてください。)
2. 付属のピンを穴Aに押し込んだままボタンAを1回~7回押します。設定した回数分ボタンを押した後、ピンを抜いてください。押した回数が黄色面からの暗証回数となります。
3. 穴Bも穴Aと同様に黄色面からの暗証回数を設定します。
この際のポイントは、ボタン操作途中または、ボタンを離すと同時にピンを抜くと新しい暗証が記憶されない場合があるため注意が必要です。
暗証設定を確認したい場合は…
暗証設定を確認したい場合は、クレセントロックを下げてから窓A・Bに黄色面を出します。クレセントロックが上がらないことを確認しその状態で、ボタンの押し回数の暗証設定の2と3で設定した暗証回数分ボタンA・Bを押します。クレセントロックが上がれば暗証確認完了です。
暗証設定は必ず記録しておいてください。そうすることで、万が一忘れてしまった場合や他の家族が使用する場合でも安心です。
リセット方法および再設定の方法
ボタンの押し回数の暗証を再設定する場合は、一度、黄色面に暗証を設定しなおします。
ボタン錠が解錠された状態。つまり、クレセントロックが上下に動く状態でクレセントロックを上げ、ピンを穴Aに押し込んだまま、窓Aに黄色面が出るまでボタンAを押していきます。
Bも同様に行います。

【どんな家庭にボタン錠付クレセントはおすすめ?】

ボタン錠付クレセントは、暗証を入力しないと窓を開けることができないため、徘徊防止におすすめです。暗証を設定するものとなるため、暗証がわからなければ開けることができません。そのため、徘徊防止には非常に効果的です。
また、ガラス破りにも効果的で防犯面にも優れたボタン錠付クレセントとなります。

【取り付け方法】

ボタン錠付クレセントは後付けにも対応している商品です。窓やテラスにも取り付け可能で、引き違い窓のフレミングJ、エピソード・エピソードTypeS、エピソードNEOすべてに設置可能です。
取り付け工事の流れとしては、
クレセントの交換
1. クレセントのノブを約90度回してねじカバーを外します。
2. ドライバーで上下のねじをゆるめ、既存のクレセントを取り外します。
ボタン錠付クレセントの取り付け
1. ボタン錠付クレセントをクレセント取付用ねじで取り付けます。
クレセントの調整
1. キャップを外し、クレセント取付用ねじをゆるめます。
2. クレセントを上下に調整します。
3. 調整後、上下のねじをしっかり締めキャップを取り付けます。
クレセント受の調整
1. クレセント受取付用ねじをゆるめます。
2. クレセント受を左右に調整します。
3. 調整後、上下のねじをしっかりと締めます。
このような手順で取り付けが可能となるため、既存の窓にも手軽に取り付けることが可能です。

以上が、開口制限ストッパー、脱着ノブクレセント、ボタン錠付クレセントについての説明となります。どれも非常に便利なものです。必要の応じて考えてみてはいかがでしょうか。

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