窓のサッシ掃除のやり方と頻度を解説!汚れの種類別にご紹介

窓のサッシ掃除のやり方と頻度を解説!汚れの種類別にご紹介

窓のサッシは、窓の開閉や雨風から家の中を守る重要な役割を担っています。しかし、サッシが汚れていると、窓の開閉がスムーズにいかなくなったり、雨漏りの原因になったりすることがあります。また、サッシの汚れは見た目にも悪く、家の印象を下げてしまいます。
今回は、窓のサッシ掃除のやり方と頻度をご紹介します。汚れの種類別の解説も行いますので、掃除の際は是非参考にしてください。

窓サッシが汚れる原因

窓サッシが汚れる原因

冒頭でもお伝えしたように、窓のサッシは私たちの住まいにおける重要な部分です。ただ、窓のサッシは、日々の生活の中で気づかぬうちに様々な汚れが蓄積していきます。
これらの汚れは、見た目の美しさを損なうだけでなく、窓の機能性にも影響を及ぼすことがあるのです。
では、窓サッシにどのような汚れが付着し、それはどこから来るのでしょうか?この項目では、窓サッシが汚れる主な原因を「外部からの汚れ」「室内由来の汚れ」「結露によるカビの発生」という3つの原因についてお伝えします。

外部からの汚れ:砂、ホコリ、花粉

外部からの汚れには、砂やホコリ、花粉などが含まれます。砂やホコリは、風や雨によって窓サッシに付着します。花粉は、春や秋に窓サッシに付着しやすくなります。
また外部からの汚れは、窓サッシの表面を傷つけたり、塗装をはがしたりする原因にもなります。

室内由来の汚れ:埃、糸くず、ペットの毛

室内由来の汚れには、埃、糸くず、ペットの毛などが含まれます。埃は、空気中に浮遊する微細な粒子です。糸くずは、衣類やカーテンから落ちてくるものです。ペットの毛は、ペットが窓サッシに触れたり、体をこすったりしたときに付着します。
さらに室内由来の汚れは、窓サッシの内部に溜まりやすいため、カビの発生原因にもなります。

結露によるカビの発生

結露によるカビの発生

結露は、窓ガラスの表面に水滴が付着した状態です。結露が発生すると、窓サッシの内部に湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。カビは、健康被害を引き起こす可能性も。
また、カビの繁殖によって、窓サッシが劣化したり、塗装がはがれたりすることもあります。

窓のサッシをキレイに保つためには、定期的に掃除を行い、汚れの原因を排除することが大切です。
次の項目では、窓のサッシを掃除する具体的なやり方についてお伝えします。

窓のサッシ掃除のやり方について

窓のサッシ掃除のやり方について

窓のサッシは、窓の開閉や固定を担う重要な部品です。しかし、窓サッシが汚れていると、窓の開閉がスムーズに行かなくなったり、室内の空気質が悪くなったりする原因になります。
そこでこの項目では、窓のサッシ掃除のやり方について解説します。窓のサッシをキレイに保つことで、窓の機能を維持し、室内の空気質を改善することが可能。
窓のサッシの掃除の具体的なやり方として、主に以下5つの手順をご紹介します。

・窓のサッシ掃除の事前準備
・サッシの外側の掃除
・サッシの内側の掃除
・レール・枠の掃除
・窓サッシのカビを掃除する方法

それぞれの項目を参照して、窓のサッシを清潔に保つようにしましょう。それでは、一つひとつ具体的に解説していきます。

窓のサッシ掃除の事前準備

窓のサッシ掃除の事前準備

窓のサッシ掃除を行う前に、以下の準備を行いましょう。
・必要な道具と洗剤を用意する
・窓を閉めて、レバーやつまみなど、動かす部品を固定する
・窓サッシの周りに新聞紙やビニールシートを敷いて、汚れが広がらないようにする

準備するものは、サッシブラシ、掃除機、中性洗剤、メラミンスポンジ、水入りペットボトル、雑巾などが必要です。また、カビ取りには重曹とクエン酸も用意しておきましょう。
また、サッシの素材によっては、特に木製の場合、水分に注意が必要です。また、アルミや樹脂製のサッシは、硬いブラシの使用を避けることが大切です。

サッシの外側の掃除

サッシの外側の掃除は、以下の手順で行います。
1.掃除機でホコリやゴミを吸い取る
2.中性洗剤を薄めた水でサッシを洗う
3.水で洗剤を洗い流す
4.乾いた雑巾で水気を拭き取る

サッシの外側の掃除については、サッシブラシや歯ブラシを使って、サッシの溝に溜まった汚れを掃き出します。その後、掃除機で細かいホコリを吸い取り、雑巾で拭き取ります。
次に、中性洗剤を薄めた水を使い、サッシを洗ってください。その後、水で洗剤を洗い流し、乾いた雑巾で水気を拭き取るようにしましょう。
汚れがひどい場合は、重曹やカビ取り剤を使うと効果的です。くわえて、外側は特に外部からの汚れが多いため、しっかりとブラシで汚れをかき出すことが重要となります。
くわえて、掃除機でホコリやゴミを吸い取る際は、レールや枠の溝もしっかり掃除しましょう。溝にホコリやゴミが溜まると、カビの発生原因になります。

サッシの内側の掃除

サッシ内側の掃除の手順は、基本的にはサッシ外側の手順と同じ工程で行って問題ありません。
内側も外側と同様に、ブラシで汚れをかき出し、掃除機で吸い取ります。その後、雑巾で水拭きをして乾拭きします。室内由来の汚れが多いため、特にペットの毛や糸くずに注意しながら掃除します。
また、サッシの内側は、結露によってカビが発生しやすいため、こまめに掃除しましょう。

レール・枠の掃除

レールや枠の掃除は、以下の手順で行います。
1.レールや枠の溝に溜まったホコリやゴミを掃除機で吸い取る
2.重曹やカビ取り剤を塗り、汚れを落とす
3.水で洗剤を洗い流す
4.乾いた雑巾、もしくいはスポンジで水気を拭き取る

レールや枠の掃除には、メラミンスポンジが効果的です。汚れがひどい場合は、水を含ませたスポンジでこすり洗いし、その後乾拭きします。レールは特に汚れが溜まりやすいので、定期的な掃除が必要です。
レールや枠は、窓の開閉に重要な部品です。定期的に掃除して、スムーズな開閉を保ちましょう。

窓サッシのカビを掃除する方法

窓のサッシにカビが発生した場合は、以下の手順で掃除しましょう。
1.カビ取り剤(重曹とクエン酸を混ぜたものや市販のカビ取り剤等)を塗り、汚れを浮かす
2.ブラシでカビを落とす
3.水で洗剤を洗い流す
4.乾いた雑巾、もしくいはスポンジで水気を拭き取る

カビが発生した場合は、重曹とクエン酸を混ぜたもの、もしくは市販のカビ取り剤をカビの部分に振りかけ、少量の水を加えて約30分放置します。その後、雑巾で拭き取ってください。
カビ取り剤を使用する際は、使用前に必ず説明書をよく読んで、適切な使い方をしましょう。カビ取り剤は、皮膚や目などに触れると危険なため、ゴム手袋やゴーグルを着用して作業しましょう。
カビは健康に影響を及ぼす可能性があるため、発見次第早めの対処が重要となります。

これらの手順を踏むことで、窓サッシを清潔に保ち、窓からの光を最大限に活用することができます。また、カビの発生を防ぐことで、健康被害を予防することも可能となるのです。ぜひ、定期的に窓のサッシ掃除を行いましょう。

窓のサッシ掃除の注意点

窓のサッシ掃除の注意点

窓のサッシ掃除を行う際には、いくつかの重要な注意点があります。これらを守ることで、効果的に掃除を行い、サッシを長持ちさせることができます。
また、大前提として、窓のサッシを掃除する際は安全に十分配慮して行ってください。例えば窓サッシは、高所にあることが多いため、転落や落下物に注意が必要です。窓を開けた状態で掃除を行う場合は、落下物や飛散物に注意しましょう。
くわえて、カビ取り剤が目や口に入らないよう注意し、万が一目に入ったり、口に入ったりした場合は、速やかに清潔な水で洗い流すようにしてください。

それでは、ここから具体的な注意点をお伝えしていきます。

サッシの素材に注意する

サッシはアルミ、樹脂、木製など様々な素材で作られています。アルミ製のサッシは比較的丈夫ですが、硬いブラシを使うと傷がつく可能性があります。樹脂製のサッシは傷つきやすいため、柔らかいブラシやスポンジを使用することが望ましいです。木製サッシは水に弱いため、水分を多く含む掃除方法は避け、乾拭きを心がけましょう。

掃除道具の選択に注意する

サッシの掃除には、サッシブラシや古い歯ブラシ、掃除機の細いノズル、メラミンスポンジ、柔らかい布などが適しています。硬いブラシや金属たわしはサッシを傷つける原因になるため、使用は避けてください。

掃除剤の使用に注意する

強い洗剤や漂白剤は、サッシの素材を傷めることがあります。特に木製サッシでは、これらの使用は避け、必要であれば中性洗剤を薄めて使用しましょう。また、カビ取り剤を使用する際は、素材に合ったものを選び、換気を良くしてから使用してください。

結露による水分に配慮する

結露はサッシの木部を腐らせたり、金属部分の錆の原因となります。結露が発生した場合は、早めに拭き取ることが重要です。また、室内の湿度を適切に保つことで結露を防ぐことができます。

定期的な掃除を行う

サッシの汚れは時間とともに固着し、取り除くのが難しくなります。定期的な掃除を行うことで、汚れを蓄積させずに済みます。特に花粉の季節や風が強い日などは、汚れが付きやすいため注意が必要です。
汚れがひどくなると、掃除が難しくなったり、サッシの劣化を早めたりします。こまめに掃除を行い、汚れを溜め込まないようにしましょう。

これらの注意点を守ることで、窓のサッシを効果的に掃除し、その機能を長期間保つことができます。

窓サッシ掃除の裏技と便利なアイテム

窓サッシ掃除の裏技と便利なアイテム

窓サッシの掃除には、いくつかの裏技と便利なアイテムがあります。これらを活用することで、掃除の効率を上げ、より簡単に汚れを取り除くことができます。
いくつか代表的なものを挙げていくので、窓のサッシ掃除にぜひ取り入れてみてください。

■歯ブラシ
古い歯ブラシは、サッシの隅々の汚れをかき出すのに非常に便利です。特に、溝や隙間の汚れを効果的に掃除できます。歯ブラシの毛先が柔らかいため、サッシを傷つける心配も少ないです。

■メラミンスポンジ
汚れがこびりついている場合、メラミンスポンジを使うと良いでしょう。水だけで汚れを落とすことができるため、洗剤を使いたくない場合に特に便利です。ただし、強くこすりすぎるとサッシを傷つける可能性があるので注意が必要です。

■クエン酸や重曹
自然派洗剤として知られるクエン酸や重曹は、サッシの掃除にも有効です。特にカビや水垢の除去に効果的で、安全かつ環境に優しい選択肢です。クエン酸は水に溶かしてスプレーボトルに入れ、重曹はペースト状にして使用します。

■窓用バキュームクリーナー
最近では、窓掃除専用のバキュームクリーナーも市販されています。これを使用すると、サッシの水分を素早く吸い取ることができ、特に結露の多い季節に便利です。

■シリコン製ワイパー
シリコン製のワイパーは、サッシの水分を効率的に拭き取るのに適しています。柔らかい素材でできているため、サッシを傷つける心配が少なく、水滴を残さずにきれいに拭き取ることができます。

■窓サッシ用のブラシ、洗剤、掃除シート
市販されている窓サッシ用ブラシは、サッシの溝にぴったりとフィットし、汚れを効果的にかき出すことができます。ブラシの形状が特殊で、通常のブラシでは届かない部分の掃除にも適しています。
また、窓サッシ洗浄剤は、窓サッシの汚れ落としに特化した洗剤です。汚れの種類や素材に合わせて、適切な洗剤を選びましょう。
くわえて、窓サッシ掃除用シートは、サッシの表面を拭き取るのに便利なアイテムです。シートに洗剤が染み込んでいるので、サッシを水で濡らさずに掃除することができます。

これらの裏技とアイテムを活用することで、窓サッシの掃除がより簡単かつ効果的になります。定期的な掃除を行うことで、サッシを清潔に保ち、窓からの光を最大限に活用することができます。

まとめ

窓サッシは、窓の開閉や固定など重要な役割を担っています。窓のサッシ掃除は、窓の機能を維持し、室内の空気質を改善するために大切な作業です。今回ご紹介した注意点を守って、安全にキレイに掃除を行いましょう。

ただ、窓サッシは日常的に開閉するもののため、不具合が起きてしまうこともあるでしょう。そんなときは、ガラスを取り扱う専門業者へ修理を依頼することをおすすめします。専門業者なら、窓サッシだけでなく、ガラスの取り付けや交換、メンテナンスについても対応しているので、窓や玄関といったガラスに関する修理についても対応してくれます。
「ガラス修理センター」は、窓ガラスの専門業者。窓や玄関ガラスの修理・交換をはじめ、ガラスを取り扱うプロです。ガラスに関して、なにかお困りごとがあれば、一度相談してみることをおすすめします。

「ガラス修理センター」https://glass-repair.net/

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